グッド!モーニング 独自取材
先週木曜、東京の港区役所が在日米軍の新たな部署が都心の六本木に設置されるという内容を発表。先月24日、防衛省内に新たに設立された統合作戦司令部は、陸海空の自衛隊を一元的に指揮するが、これに合わせて連携する在日米軍も機能をより強化した統合軍司令部に格上げする計画がある。しかし現在、在日米軍の司令部がある横田基地は市ヶ谷の防衛省と30km以上離れており、移動に時間がかかることが課題となっていた。六本木なら距離が約3kmに縮む。新たな拠点となる赤坂プレスセンターは、第2次世界対戦直後に米軍が接収した土地で、米軍の星条旗新聞やヘリポートが置かれている。以前から騒音などが問題となっており、区や住民はこの場所の返還を求めてきた。こうしたことから去年11月に星条旗新聞がこの件をいち早く報じた際には「在日米軍がシリエ部を横田から六本木に移転検討」となっていたが、今回の防衛省の説明では「司令部を移転するわけではない」と主張している。