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円相場は29日の海外市場で1ドル161円90銭台まで値下がりし、1986年12月以来およそ39年半ぶりの円安ドル高水準となった。今日の東京市場でもこの流れは続き、午前中1ドル162円台をつけたあと、日中は162円台前半とおよそ39年半ぶりの水準での取り引きが続いた。記録的な水準まで円安が進んでいるのは、アメリカ経済の堅調さを背景にFRBによる利上げ観測が出ているのに対し、日本については日銀の今後の利上げペースが不透明だという見方が市場にあるため。専門家からは、円安によって輸入物価が上がった際に企業が商品価格に転嫁するスピードが速くなっているとの指摘が出ていて、市場では政府・日銀が市場介入に踏み切るかどうかが大きな関心を集めている。
