NHKニュース7 (ニュース)
日銀はきのう利上げを決め、政策金利を30年ぶりの高い水準に。会見で植田総裁は今後の利上げのペースについて 問われたのに対し「今後の経済・物価金融情勢次第 経済物価の見通しやリスク 見通し実現の確度をアップデートしながら適切に判断していく方針」と述べ、具体的には言及しなかった。この発言に史上では次の利上げは時間がかかるといった見方が広がり、記者会見が始まると、約2円円安が進んだ。外国為替市場では金利が高くなる通貨が買われる傾向があり、なぜ円安が進んだのか。三菱UFJ銀行の井野鉄兵チーフアナリストは「どこまで利上げしていくのか、どういったペースで利上げしていくのか、ヒントがもたらされることを(市場は)期待をしていたが、次がいつかもわからない状況になった ここが円を売る材料になった」などと説明した。
