首都圏ネットワーク (ニュース)
千葉県は観光需要の高まりに対応するため1人1泊当たり150円の宿泊税を導入する方針を決め年間40億円余りが見込まれる税収を観光業の人手不足への対応などに活用するとしている。これを受けて千葉市議会では自民党の会派から県に対する意見書が提出されきょうの本会議で可決された。意見書では県は市町村に対して協議の場を設けず十分な説明を行っていないとして慎重な検討とともに丁寧な説明や調整を行うよう求めている。県の宿泊税を巡っては今月4日、房総半島の民宿などから現在の導入方針に反対する意見書も提出されていて千葉県はこれまでも千葉市や業界団体などと協議して調整を進めてきた。今後も意見を聴きながら制度の詳細を検討していくとしている。