世界の乗り物乗ってきた! 世界の乗り物乗ってきた!
ザブングル・加藤さんがやってきたのは日本のほぼ真裏にある南米・ペルーとボリビアの国境付近の街・フリアカ。なんと標高3,800メートルと富士山より高い空港で、降り立ったら8月は南半球のため真冬ということもあり気温はまさかの5℃。旅をサポートしてくれるのは現地在住のコーディネーター・レオナルドさん。今回の舞台はボリビア。ボリビアといえば空や雲が水面に反射して幻想的な景色が見られるウユニ塩湖で近年人気急上昇。そんな美しい国・ボリビアの光と闇が見られる乗り物とは「人を喰う山を走るトロッコ」。現地コーディネーターでも乗りたくないという。今回加藤さんを最後に待ち受ける世界一過酷なトロッコまでは、東京-鹿児島と同じ1,000キロの道のり。その間世界でボリビアでしか乗ることができない4つの乗り物を満喫する計画。闇のトロッコに乗る1週間前、まず加藤さんがやってきたのはペルーとボリビアの国境に位置するチチカカ湖。面積は琵琶湖の12倍、標高は富士山より高い約3,800メートルにあり、別名「天空の湖」とも呼ばれている。そのチチカカ湖で加藤さんが至福の時間を過ごしている船が今回のボリビア旅1つ目の乗り物「バルサ」。バルサには日本では考えられない事実が隠されていた。加藤さんが乗っているのは日本で言うところの弥生時代の頃からあったという船。アンデス山脈の先住民族が生活や漁などをするための移動手段として使っていたと言われ、主に「トトラ」と呼ばれる水草と縄で作られている。なんと2000年前と同じ方法で作っているところを見られるというのでお邪魔することに。15歳のときからバルサを作り続けて60年、職人のフスティーノさん。トトラが船造りに向いている理由は、内部が空洞になっており強力な浮力を生み出すため。バルサを作るには乾燥させたトトラをまとめ、小さな束をいくつも作る。次に束にしたトトラを1つにまとめ、さらに大きな束を作る。そしてその束で船底と側面を作って船の形に仕上げていく。最後にクッション代わりにトトラを敷き詰めれば完成。普段からバルサに乗って漁をしているとのことで同行させてもらった。チチカカ湖で揚がったマウリは主に唐揚げにして食べるそう。楽しそうな加藤さんだが、このあとボリビアの闇「人を喰う山」を走る絶叫トロッコが牙を向く。
