Nスタ 注目!きょうのイチメン
アメリア・トランプ次期大統領が進めている新政権の人事が物議をかもしている。厚生長官に指名されたのは弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏。ロバート・ケネディ元司法長官の息子、ジョン・F・ケネディ元大統領のおいで、ワクチン接種に否定的。大統領選挙に出馬したが、8月に撤退を表明しトランプ氏の支持に回った。反ワクチンで知られているので、ワクチン開発のための補助金を減らすことや、ばあいによっては 国民がワクチンを接種することを禁止するといった政策をとる可能性がある。司法長官に指名されたのはマット・ゲーツ下院議員。17歳の少女に対する性的人身売買の疑いで司法省から捜査を受けていたが、不起訴となった。今回、政権を取ったことによって司法省に復習をするということで、ゲーツ氏を指名したと考えられている。上院が閣僚を承認しないといけないが、休会している間は、大統領が任命すると、それがそのまま2年間は承認なしに、就任できるルールがある。このシムテムは今までの大統領は全員使ってきた。国務長官に指名されたマルコ・ルビオ氏は、中国やイランには強硬姿勢を示す一方、ウクライナへの軍事支援に反対している。国防長官に指名されたピート・ヘグセス氏は、保守系のFOXニュースの司会者。新設される政府効率化省の責任者には、テスラCEOのイーロン・マスク氏が指名された。この中ではマルコ・ルビオ氏は比較的まともだという。