首都圏ネットワーク (ニュース)
神奈川県にある米海軍横須賀基地に配備されている原子力空母から放射性物質を含む水が漏れ出たことを想定して情報共有の手順を確認する日米合同の訓練がきょう、横須賀市で行われた。米国海軍からの一報を受けた上地克明市長が災害対策本部の設置を指示し訓練が始まった。訓練は先月22日に横須賀基地に再配備された原子力空母、ジョージ・ワシントンからごく微量の放射性物質を含む冷却水が海に漏れ出たという想定で行われ災害対策本部を訪れた米海軍などの連絡員が現場周辺の海水や土を採取したモニタリングの結果などを市の担当者に報告、情報共有の手順を確認した。また原子力規制庁の担当者がテレビ会議システムを通じて訓練に参加し、安全に問題がないことも確認した。