NHKニュース7 (ニュース)
原油市場は混乱が続いている。トランプ大統領の演説を受けて、NY市場 WTI 先物価格は1バレル108ドル台まで上昇していた。さらに上昇は続き1バレル113ドル台に。半日で15ドルほどの急激な値上げとなった。ところがその後、イランとオマーンが安全な航行確保へ共同の文書の策定に取り組んでいると報じられたたため、価格は一転して下落。しかし実現には課題も多いと見られ、再び上昇し高止まりが続いている。原油高騰で日本国内の物価上昇が更に加速するのでは、との見方から債券市場では長期金利が上昇し、10年ものの国債利回りは一時2.395%まで上昇し、1999年2月以来の水準となっている。外国為替市場では1ドル159円台半ばの円安水準が続いている。片山財務相は、午前の会見で市場の動きを牽制した。
身近な生活への影響が広がり始めている。北海道の礼文島と島外を結ぶフェリーの運航会社は、今後の燃料代の上昇次第では運賃の上乗せする燃料サーチャージを今月から導入する。フェリーを巡っては山口県や長崎県で十分な燃料を確保できず減便して運航しているところもある。金子国土交通相は、関係省庁と連携協力して燃料油の流通の目詰まりの解消や燃料価格の高騰の抑制、適正な価格転嫁等を図っていくと述べた。
