ひるおび! ひるおび15周年特別Week
続いて本館地下1階にある地下金庫へ。地下金庫の扉の厚さは90cm、扉の重さは15トン、支柱の重さは10トンで、計25トンの頑丈な扉となっている。扉の開閉は人力で行われていた。地下金庫は本館が建てられた明治時代から2004年まで100年以上使用されていた。古めかしい回廊には当時の現金搬送に関する名残がある。クイズ「どのように現金を運んでいた?」。A「飛脚」、B「トロッコ」、C「人力車」。正解はB。中庭にあったエレベーターで地下へ降ろされた現金は、トロッコでこの回廊を通り金庫室の中に運ばれていた。模擬紙幣ではあるが地下金庫には1000億円の現金が展示されており、日本銀行のどこかに同様にお金が保管されているという。ちなみに1000億円という事は、ドジャース・大谷翔平の契約金とほぼ同じ。日本銀行はお札を発行できる唯一の銀行だが、使えなくなったお札の処分も行っている。回収されたお札は細かく裁断され、多くは焼却処分されるが、一部は固形燃料などにリサイクルされる。クイズ「一万円札の寿命は?」。A「5年」、B「20年」、C「50年」。正解はA。ちなみに千円札と五千円札は使用頻度が高いため、1〜2年で寿命がくるという。