NHKニュース7 (ニュース)
5日後に公示が迫った参議院選挙。静岡・沼津で講演した石破首相。物価高対策として野党各党が主張する消費税率の引き下げについて「法律を変えシステムを変え、時間もかかる 食料品を減税した時にお金持ちほどたくさん消費するから減税額が大きい 本当にそれでいいんだろうか」等と述べた。自民・公明両党が参院選公約に盛り込んだ1人あたり2万円の給付について、外食などを除いた年間の食費約27万円に物価の上昇率をかけて算出したものだとした。子育て世帯や低所得世帯にはさらに手厚く支援する考えを重ねて示した。一方、岡山市を訪れた立憲民主党の野田代表は、参院選について「減税を主張しているがきちんと財源を明示している 他党とは決定的に違う」などと述べていた。