午後LIVE ニュースーン (ニュース)
国際部記者・高橋歩唯が解説する。台湾で女性用個室が多い背景には、2006年に改正された建築基準に関する法律があった。解説委員・高野洋は「法律から変えてしまうというのは強制力もあるし効果的」とコメント。台湾では女性用個室は男性用個室の3倍から5倍に設置されている。背景の1つは「男女平等の問題」と認識されるようになったこと。1990年代に当時の大学生が行った活動も注目を集めた。台北市内の公園で行われた「尿尿比賽(おしっこ競争)」では参加した男女がそれぞれトイレにかかる時間を計測して競ったもので、女性は男性の2倍の時間がかかることがわかった。日本では全国959か所のトイレのうち9割以上で男性用トイレ(小便器を含む)は女性用の1.7倍と、男性用が多かった(トイレの行列について個人で調査してきた百瀬まなみさん調べ)。
