S☆1 (9月 東京世界陸上)
女子代表3枠をかけた最終決戦、名古屋ウィメンズマラソン。ここまでの選考レース、最速は大阪国際女子マラソンで小林香菜選手が出した2時間21分19秒が代表入りへの目安になる。この大会の注目は23年世界陸上代表の加世田梨花選手と佐藤早也伽選手。レースはゆったり流れ、小林選手の20km通過タイムと比べると28秒遅いペースとなった。またペースメーカーがコースを間違えるハプニングも起きた。日本人トップ争いは加世田選手と佐藤選手の2人にしぼられたが30kmでペースメーカーがはずれると一気にペースアップし、佐藤選手は対応するが加世田選手は離され脱落した。佐藤選手は小林選手の大阪国際でのタイムを上回る自己ベスト、2大会連続代表入りへ大きく前進した。