- 出演者
- 初田啓介 高橋尚子 石井大裕 近藤夏子
オープニング映像。
今夜は大谷翔平オープン戦をたっぷりとお届け。さらに初登板のダルビッシュも。そしてバレーボール、イタリア・セリエAでは石川きょうだいがプレーオフに登場。そして東京世界陸上の切符をかけた女子マラソン最終戦をお届けする。
ここまで4試合連続ヒットと絶好調のドジャース・大谷翔平。この日の相手はまだメジャー経験のない24歳・シェーン・スミス。注目の第1打席、158kmの速球に空振り三振。続く第2打席にも見逃し三振。そのあとの第3打席にはボール球をしっかり見極め5試合連続の出塁。結局この日は初のノーヒットに終わった大谷だが、オープン戦も残り4試合。今週からいよいよ東京だ。
一方カブスも東京開幕に向け準備は整った。きょうのオープン戦では鈴木誠也が今シーズン第1号。
パドレスでもついにダルビッシュ有が今シーズンオープン戦初登板。序盤からキレキレのカーブを武器に2回までを無失点におさえる好投。そのあとは連続ヒットなどで失点を許すが開幕に向け上々のスタートを切っている。
さらにこの日はキャンプ中、ダルビッシュとともに体重移動の修正に取り組んでいた松井裕樹が5度目のリリーフ登板となり2奪三振を奪うなど無失点の好投を見せた。
「スノーリーグ 決勝ラウンド」は五輪やW杯とは異なりトーナメント方式。1対1で戦い2本先取した方が勝利。日本人全員が予選を突破した決勝ラウンド。準決勝では平野歩夢と戸塚優斗の日本人対決となった。先にすべったのはオリンピックに2回出場した戸塚。多彩なトリックで攻める。5本のトリックをすべて成功させた。対するのは北京オリンピック金メダリスト・平野歩夢。最高難度とされる縦3回転+横4回転をはじめ5つのトリックを全て成功させた。1本目の結果はトリックの種類の多さで戸塚の点数が平野を上回った。あとがない平野の2本目はルーティンを変え普段は最初に飛んでいる縦3回転+横4回転の大技を最後に披露したが決めきれず、2本目も戸塚に軍配が上がり決勝進出を逃した。そして初代王者をかけたファイナルも日本人対決。1本目は戸塚が上回り、2本目も華麗に技を繋いだ。対する平野流佳の2本目は最後の着地が失敗。その結果、スノーリーグ初代王者に輝いたのは戸塚優斗。表彰台も日本人が独占した。女子では冨田せなが初代女王。日本勢が強さを見せた。
巨人・田中将大が満員の甲子園で先発登板。その立ち上がり、1番・近本に対し1球もストライクを取れずフォアボール。それでも2番・中野をダブルプレー。続く佐藤輝明にはファースト・秋広がファインプレー。味方の攻守に助けられるも立ち上がりに課題を残した田中。次は16日、カブスとのプレシーズンゲームに登板予定。巨人8-2阪神。
2年ぶりに古巣・DeNAに復帰したバウアーは2回、ランナー3塁の場面で投球動作を変更したと判断された。久しぶりの日本野球に戸惑いを見せながら3回2失点で復帰戦を終えた。オリックス2-2DeNA。
去年のパ・リーグMVPのソフトバンク・近藤健介は2番・ライトで先発出場。第1打席はセンター前ヒット。チャンスでまわってきた第2打席ではオフのトレーニングで培ってきた選球眼でボールを見極めフルカウントからの8球目、左中間を抜けるタイムリー2ベースで2安打1打点と開幕に向け準備万全。ロッテ5-5ソフトバンク。
バレーボール イタリア セリエA。プレーオフに石川兄妹が出場した。まずは妹の石川真佑が人生初となるプレーオフで先発出場。今年でイタリア2シーズン目。去年よりも時間に余裕ができ兄・祐希の試合を見て男子バレーを参考にしている。体格差やスピードは異なるがスパイクの選択肢が学びになるという。ホームの大声援を受けた石川は持ち前の鋭いスパイクを披露。チーム2位の15得点でノヴァーラのストレート勝利に貢献した。ノヴァーラ3-0キエリ。一方、兄・石川祐希のプレーオフ準々決勝初戦、限られた出場時間で無得点もチームはプレーオフ初戦を勝利でかざった。ペルージャ3-1モデナ。
「東京2025 世界陸上」の告知。
- キーワード
- 東京2025世界陸上競技選手権大会
女子代表3枠をかけた最終決戦、名古屋ウィメンズマラソン。ここまでの選考レース、最速は大阪国際女子マラソンで小林香菜選手が出した2時間21分19秒が代表入りへの目安になる。この大会の注目は23年世界陸上代表の加世田梨花選手と佐藤早也伽選手。レースはゆったり流れ、小林選手の20km通過タイムと比べると28秒遅いペースとなった。またペースメーカーがコースを間違えるハプニングも起きた。日本人トップ争いは加世田選手と佐藤選手の2人にしぼられたが30kmでペースメーカーがはずれると一気にペースアップし、佐藤選手は対応するが加世田選手は離され脱落した。佐藤選手は小林選手の大阪国際でのタイムを上回る自己ベスト、2大会連続代表入りへ大きく前進した。
佐藤早也伽選手は素晴らしい走りで日本代表に大きく前進した。高橋さんは「選考レースはこれで終わったが、その中で最速のタイムを出しているので非常に有力選手といっていいと思う。30km以降のスタミナを強化したことで42kmしっかりと走れる土台が作れた。このあと、ペース変化などにうまく対応できるようになれば30km以降で勝負ができるかもしれない」などと話した。今日の結果を受けて内定したのは安藤友香選手。注目の日本代表は今月27日発表予定。
女子100mハードル・寺田明日香選手。日本記録保持者として臨んだ東京五輪では女子100mハードルで日本勢21年ぶりに準決勝進出を果たしたが、パリ五輪出場を逃した。東京世界陸上を目指すのかそれとも…迷う理由は足がずっと痛くて何をしても治らなかったから。悩んでいた彼女の悩みを晴らしてくれたのは娘の果緒ちゃん。寺田選手の心の支えだ。そばにはいつも果緒ちゃんがいたが無観客の東京五輪では走る姿を直接見てもらうことができなかった。国立競技場で走る姿を娘に見せたい、その思いを大切にしようと決めた。
高橋さんは「高いレベルをならしたのは寺田さんの存在が大きい。若い子にアドバイスを送り先導してきた彼女の輝きをもう一度みたい」などと話した。東京世界陸上、女子マラソンと女子100mハードル予選は9月14日。
高校の制服を着るのもこの日が最後。東京世界陸上の代表候補・落合晃。去年の夏、驚異のラストスパートで800メートルの日本記録を塗り替えた。トレードマークの丸刈りはすでに卒業。地元のみんなが期待している。卒業式の翌日、雨が降る中 陸上部最後の一日。3年間の成長を見守ってくれた監督の最後の教えは「肩甲骨と骨盤が連動するのが良いところ。それが接地にもつながる。しっかり頑張れ」。18年間過ごした滋賀を離れこれからは東京で夢を追う。
東京を離れた18歳も。女子バレーボール界のニューヒロイン・秋本美空。今年1月の高校バレーで母校を19年ぶりの日本一に導いた。最後に最高の喜びを手にした高校3年間。「日本を引っ張れ」という監督の大きな期待に応えたい。バレーボールに見た彼女の夢の原点は日本を引っ張り五輪のメダルも手にした母の姿だった。母の背中に憧れ、高校卒業と同時にトップリーグへ。きのうの試合で彼女は早くもベンチ入りを果たした。ヴィクトリーナ姫路の一員としてサポート役もこなす。コート外から高いレベルを目に焼き付けていたその時、デビューの瞬間は突然やってきた。卒業の余韻に浸っている暇はない。いつか日の丸を背負い、憧れた母のように。
競泳・成田実生。笑顔で泳ぎきった3年間。「パリ五輪の代表になれるまで成長できて嬉しかった」と語る。今後は明治大学へ進学し「4年間を通して成長できるよに頑張りたい」と語る。
制服姿でのラストリフティングを披露するのは女子サッカー期待の星・眞城美春。卒業式の1週間前、WEリーグの試合に出場すると、直接フリーキックを決める。高校生活をともにしたカバンには「JKブランド」と書いていた。その文字を消した理由について「もうJKじゃないですし、自覚・責任を持って大人としてプレーできるように頑張りたい」と語る。