シューイチ 中山のイチバン
先週に引き続き、前田亘輝と中山秀征のツーショット対談。前田亘輝は今年デビュー40周年を迎えたTUBEのボーカル。歴代の全シングル曲を収録したベストアルバムをリリース。先週は古くから親交のある中山と夏の名曲で40年の軌跡を振り返った。今週は知られざるヒット曲誕生秘話や今だから話せる本音に迫る。1990年に大ヒットした「あー夏休み」はラテンのリズムに乗せたメロディーがTUBEを代表するサウンドとなった。1994年、TUBEの新たな方向性を示す「夏を抱きしめて」がリリースされた。前田は「僕が反対した。この路線にいくときに」などと話した。「ロックにいきたい」というメンバーに押し切られたという。ベストアルバムに収録されている全66曲の歌詞をAIに入力し、歌詞に登場するワードを単語ごとに抽出し登場回数のランキングを作成。1位から君、夏、胸、僕、涙。前田は「I love you」ばかり使っていたら「こればっかりじゃん」と言われたという。中山が誰に言われたのか尋ねると「よくご存じの方に」と答えた。元妻は中山のDAISUKI!仲間。TUBEといえば夏、誰もが口ずさんだ夏ソングで時代を彩ってきた。1998年、夏を封印した「きっと どこかで」がリリースされた。中山秀征は「夏のフレーズが登場しない歌?」、前田亘輝は「冒険」などと話した。メンバー全員が一致したアイデアだったという。そんな前田は最近、TikTokで若手アーティストの楽曲カバーにも挑戦しているが、視聴者からは「どの曲もTUBEの曲に聞こえる」と話題になっている。こうした精力的な活動を続けているTUBEは最近、様々なアーティストとのコラボも勢力的に行っており、「冬の女王」広瀬香美などとコラボ。そんな前田は理想とするアーティストの姿について、先輩のサザンオールスターズや加山雄三のように第一線で活動して行きたいと語った。
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