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米穀安定供給確保支援機構は全国180の生産者や卸売業者などにコメの価格や需給の見方などを毎月調査している。きょう公表された3か月の結果で価格の見通しを示す指数は59で、前回より4ポイント上昇した。調査した団体は”備蓄米の放出が始まり価格が下がる見方はあるものの、去年に続き夏にかけて品薄になることへの不安がいくぶん強まったのではないか”としている。政府の備蓄米放出後もコメ価格高騰が続いていることについて、江藤農相は「改善すべき余地が多分にある」などと話した。一方”備蓄米を売り渡した集荷業者から原則1年以内に同じ量を買い戻す条件の緩和を検討しているか”問われたのに対し、江藤農相は”コメの価格が高い段階で市場から吸い上げることはあり得ない”などと述べていた。
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