中国・習近平国家主席は7日、専用機でロシア・モスクワに到着し、プーチン大統領との会談に臨んでいる。習主席はロシアメディアへの寄稿で、トランプ政権による関税政策を念頭に「一国主義と覇権主義、いじめ行為の被害が深刻だ」等と強調し、トランプ大統領就任後初めてとなる直接会談では、対米関係やウクライナ情勢、両国の経済協力などを協議する見通し。9日には第2次世界大戦の対ドイツ戦での勝利を記念する軍事パレードが行われ、13ヵ国の部隊が参加し、27の国と地域の首脳が参列する。一連の行事を通じてロシアは友好国との強い結束力を国際社会にアピールしたい考え。