1億人の大質問!?笑ってコラえて! 日本列島 吹奏楽の旅 特別編
今年3月、丸谷先生の指導を直接受けた淀川工科高等学校吹奏楽部の最後の3年生が卒業。今回、佐渡裕、井村雅代をゲストに迎えて現役部員たちと一緒に20年前のVTRを観る企画を決行。
2004年取材の大阪府立淀川工科高等学校吹奏楽部のVTR。淀工吹奏楽は3組に分かれておりコンクールやコンサートに出場できる50人は星組。星組に上がるためのオーディションが随時行われる。吹奏楽部員200人中8割が初心者。淀工吹奏楽はパート練習がなく個人練習の後はパート練習抜きで合奏に臨む。部員たちは毎朝6時半から練習して自らの技術に磨きをかける。1週間後に予定されているサマーコンサートに向けて新たな星組50人を選ぶオーディションが突然発表された。
オーディション当日、留年は免れないとされ自主退学を考えていた川崎さんは丸谷先生に喝を入れられ見事に立ち直った。淀工のオーディションは部員だけが審査をする。演奏者の名前は公表されず音のみの厳しい審査が行われる。フルートの星組は川崎さんと生井さんが選ばれた。
中休み、部員たちは練習に打ち込む。セカンドクラリネットのオーディションは吉良さん・井貝さん・山崎さんが選ばれた。吉良さんは8回目のオーディションで初めて合格。サマーコンサート当日、オーディションを勝ち抜いた新生星組50人が出場。
2か月後、関西支部大会に向けての星組オーディションが開催。フルートは川崎さん・金さん・大倉さんが選ばれたが先生の一言でフルートパートは後日追試を受けることに決まった。ユーフォニアムは沼田さん・福田さんが勝ち抜いたが丸谷先生が再び口を開いた。良い人がいなければ0回でもいいはずだと先生は厳しかった。翌朝、グラウンドで練習していたのは前日のオーディションで先生の罵声を浴びたユーフォニアムの福田さん。