ブレイクスルー (ブレイクスルー)
宇宙ゴミの除去を目指す岡田さんに立ちはだかったのは、国際的なルール作り。国際競争が激化している宇宙だが、宇宙ゴミは放置されたままだ。そこでルールとして、ゴミをこれ以上増やさない、ゴミを減らしていくというルールは議論が進んできているという。岡田さんは国際宇宙航行連盟の副会長をつとめ、ルール作りの重要性を訴えている。岡田さんは宇宙のゴミ問題を通して、宇宙のロードサービスというビジネスを拡大しようとしている。その他にも衛星の燃料補給サービスなども企てている。アストロスケールは燃料補給技術に関する研究に採択され、予算は最大120億円にもなる。施設内では宇宙のロードサービスに使用する衛星の電気回路を手作業でチェックしている。これらのプロジェクトはすべてすでに契約が進んでいるものになる。アストロスケールHD米子会社はアメリカ宇宙軍から燃料補給可能な人工衛星の開発を受注。しかしこの技術が軍事に利用される可能性もある。この問題に対し岡田さんは透明性で世界に知らしめていくことが重要と述べた。