TBS NEWS (ニュース)
先月27日、愛知県警本部で行われたのは、警察の初動捜査、事件発生から犯人検挙までの速さや正確さを競う大会。愛知県内からあわせて50チームが参加した。現場担当と、司令担当が2人一組で無線で連絡を取り合い犯人検挙を目指す。大会に出場した中川警察署の高見翔太巡査部長と、柴田憲秀巡査は、普段は交番に勤務する地域警察官。並々ならぬ覚悟で今回の大会に望んだ。本番の3週間前から大会のための訓練に専念する熱の入りよう。高見さんは9年前の大会で愛知県で優勝し、その都市の全国大会でも優勝した。このとき高見さんとペアだったのが、竹内聡警部補。今回は出場せず2人の熱血指導にあたる。目指すは優勝のみ。本番当日、男女2人が刃物で刺され犯人が逃走する無差別殺人未遂事件がお題。柴田さんから無線連絡を受けた高見さんは、情報を取捨選択しながら、現場の警察官などの指示を出す。結果は、優勝は機動隊で中川警察署は4位。指導係の竹内聡警部補は、きょうはですね…40点です!と笑っていた。