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神戸に新設されたアイスリンクのオープニングセレモニーにフィギュアスケート・坂本花織が登場し、来シーズン限りでの現役引退を表明した。坂本は「自分の競技人生は1年を切っている。中途半端にやるよりこれをキリにした方が自分的にもいい区切りかな。26歳になる年でいったん区切りを付けようと」などと語った。坂本は北京五輪で自己ベストを更新し自身初の銅メダルを獲得。浅田真央さん以来12年ぶりの表彰台に上がると、世界フィギュアスケート選手権で日本人初となる3連覇を達成。「セカンドキャリアではインストラクター(コーチ)になることを目指している。神戸から世界に羽ばたく選手を出していけたら」と話した。来年2月のミラノコルティナ五輪で競技人生の集大成としてメダル獲得を狙う坂本は「北京(五輪)から4年間、いろんなことを乗り越えて、もう一回(五輪でメダル獲得)経験を味わいたいと思い頑張ってきたので自分のすべてをさらけ出して頑張りたい」と述べた。