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ミラノ・コルティナ五輪まで、およそ1年3か月。そこでメダルが期待される男女のエースが、フィギュアスケートNHK杯で躍動した。世界選手権3連覇中の女子シングル・坂本花織(24)はショートプログラム首位で迎えたフリーの演技では、ミュージカル映画「シカゴ」の楽曲「All that Jazz」に合わせて”悪女”を演じる。坂本は演技冒頭、ダブルアクセルを軽やかに決めると、力を入れてきたというトリプルルッツのコンビネーションジャンプも成功。坂本はノーミスの演技で観客を魅了し、231.88得点(今季、世界最高得点)を獲得。第2戦のカナダ大会に続き、GPシリーズ2連勝で来月のGPファイナル進出を決めた。さらに、2位には初出場・千葉百音(212.54)、3位には青木祐奈(195.07)が入り、16年ぶり日本勢が表彰台独占となった。