THE TIME, プチマーケティング部
DREAMS COME TRUE、1989年デビューから2人とあった街、それが再開発で姿を急激に変えている渋谷。スクランブル交差点から代々木方面に延びる公園通りへ。青山学院に通っていた中村さんには思い出の建物が。1971年からあったマルイは3年前に取り壊し。日本初の本格的な木造商業施設として来年度の開業を目指している。大学時代にマルイの前で店頭販売のアルバイトをしていたという。デビューから36年、第一線を走り続けるDREAMS COME TRUE。2人で曲を作るときは吉田さんが一節を歌い、それをどんどん膨らませて確認しながら作る方法を今もやっているとのこと。2人だからこそ生まれた音楽。中村さんにとって吉田さんは戦友。お互い楽曲制作には信念があり、押し通す・受け入れるのバランスが40年経ってできてきたという。道玄坂を抜けて文化村通りへ。渋谷のファッション・文化の象徴として知られた東急百貨店本店。建物の老朽化などを理由に2023年に閉店し、55年間の歴史に幕を閉じた。さらに奥へ進むとドリカムの2人の想いが詰まったお店がある。すると話は名曲の誕生秘話へ。あるCMのために『RIng!Ring!Ring!』を書くもボツとなり、吉田さんも疲弊し「もう限界だから作品は書けない」と言っていたが、「あ!できた!」と言って誕生したのが『うれしい!たのしい!大好き!』。追い込まれて生まれたメロディーが2人にとって大切な楽曲になることも少なくないそう。奥渋にあるのはドリカムの音楽をより多くの人に届けるためのお店。ドリカムの2人がオーナーを務めるレストラン。22年前、ニューヨークに1号店をオープンし、ドリカムの音楽やJ-POPカルチャーを世界中の人に届けたいと始めた。今は東京と大阪に2店舗。店内で流れているのはドリカムの楽曲。3か月に1回、中村さんが選曲している。