DayDay. (DayDay.)
日本内科学会認定医佐藤昭裕さんが解説。夏型過敏性肺炎のトリコスポロンは夏に多く、肺炎まで行ってなくてもアレルギー反応でせきだけ1・2か月続く人もいるとした。カビを吸い込むことで発症するアレルギー性の肺炎のため風邪との見分け方は「夏になるとせき・熱など発症」「かぜ薬で症状が改善しない」「自宅を離れると症状が緩和」などが特徴だとした。夏型過敏性肺炎はステロイドなどの飲み薬を使用すること、エアコン掃除や湿度調整など住環境改善などがあるとした。視聴者からの「百日咳との違い」について佐藤氏は百日咳は最初の頃だるさや熱が続くがそれがないのにせきが続く、家の外では良くなる、寝室から出るので夏型過敏性肺炎は朝が一番ひどいなどの違いがあるとした。トリコスポロンは抗体検査が可能、反応があれば診断のヒントになるなどと話した。他のカビによる健康被害はアレルギー性鼻炎や皮膚真菌症などがこの時期に多いということ。