なないろ日和! (特集)
夏の疲れ回復WEEK「ミト活」を紹介。医学博士でナチュラルアートクリニック四ツ谷の御川院長は夏の疲れが自律神経のみだれ、胃腸の問題などや認知症までも起こしてくる可能性があるとし、生活習慣を見直し、栄養補給をして運動することが大切とした。夏に溜まった疲労の回復術を紹介する。夏の疲れやすい原因は体の自律神経の乱れ。活動モードの交感神経と休むモードの副交感神経があるが寒暖差などで緊張状態のままになると休めてもうまく切り替わらず疲れが抜けにくくなる。特に夏は暑さで自律神経が乱れやすい。御川院長が原因チェックすると、冷たい食事ばかりで栄養を吸収できずに自律神経が乱れるとした。自律神経を整えるオススメとして「ミト活」はカラダの中にあるエネルギー工場のミトコンドリアを活性化させることで疲労を回復するというもの。ミトコンドリアは一つの細胞に数百から数千存在、全身では計1京個以上あるが、加齢ともに数が減少し自律神経の乱れなどにより機能も低下する。ミト活で必要なことは1血流促進2筋肉の増加3栄養補給という。
ミト活運動で疲労回復、御川先生の師匠日本予防医療協会代表理事の金城実先生が考案した自宅で簡単にできる運動を2つ紹介する。1つ目は血流促進「バンザイストレッチ」。カラダ全体で大きくバンザイをして2秒ずつ交互にグーとパーを60秒間繰り返す。目安は1日2回で行う。2つ目筋肉の増加で有酸素運動の効果もある「腕振り体操」膝を軽く曲げカラダを上下にはずませながら腕を大きく振り30秒で足の前後を入れ替える。目安は1日2回。このあと疲労回復の栄養満点な食事を紹介する。