国際報道 SPOT LIGHT INTERNATIONAL
外資系資産運用会社の福田智美さんは今投資先企業と積極的な対話を行っている。海外の投資家が重視する気候変動対策を進めながらどう収益をあげていくか社長と話し合う。企業としても投資家からの指摘や提案に前向きになることが投資を呼び込む鍵となる。去年は経営の合理化を求められるケースが相次ぎ市民生活に影響が出ているケースもある。千葉県のDIC川村記念美術館は国内外の美術ファンから人気を集めているが先月運営企業は規模を縮小し都内へ移転することを決定。保有する作品を4分の1程度に減らし売却益を株主還元に充てる方針を発表した。背後にあったのが投資家の存在だった。