首都圏ニュース845 （ニュース）
モネやルノワールなど750点余りの絵画や彫刻などを所蔵するDIC川村記念美術館は今月末で休館し、規模を縮小して都内へ移転する方針を決めている。美術館を運営する化学メーカーのDICはきょう東京・六本木の国際文化会館を運営する団体と共同で記者会見を開いた。会見での発表によると保有する作品のうち20世紀の美術品を中心としたおよそ4分の1の作品を国際文化会館に移転するとしている。そのうえで2030年に建設される国際文化会館の新館に設けられる展示施設を共同で運営しアメリカの画家、マーク・ロスコのシリーズ作品7点を展示するほか、モネの作品の移転も検討している。