サタデーウオッチ9 (ニュース)
東北地方では梅雨入りが発表されるなど大雨による災害リスクが高まる時期になった。さらに今週は毎年のように大きな被害をもたらす線状降水帯が発生した。気象庁は線状降水帯の発生が予想された場合、府県単位で警戒を呼び掛ける情報を発表しているが精度の向上が課題となっている。線状降水帯の発生予測が始まった2022年からの実績をみると情報を発表し実際に何回発生したかを見ると去年は81回中8回と的中率は約10%にとどまった。一方の見逃し率は毎年60~70%と高い。去年9月の能登半島豪雨でも線状降水帯の発生を予測できていなかった。