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続いては架空の料金請求に関するヒヤリ体験。ある女性の母親のもとにNTTを名乗る人物から電話があり、料金滞納で裁判申請していると言われた。女性はXなどで調べると同じような体験をした人がたくさんいて詐欺に気づいたという。母親が「折り返すので連絡先を教えてほしい」というと相手は電話を切ったそう。NTTファイナンスによると国際電話や自動音声ガイダンスによる架空の未納料金を請求するなどの詐欺が多く発生しているそう。NTTファイナンスは国際電話などで裁判を申し立てることや未納料金を請求することは一切なく、このような着信には決して応じることのないよう注意を呼びかけている。警察庁によると、架空料金を請求する詐欺の被害総額は約130億円。「裁判」という言葉をちらつかせることで被害者の不安感をあおり、金銭をだまし取る手口だという。また、事業者が未納料金の支払いをプリペイドカードでさせることは絶対にないと注意を呼びかけている。架空料金を請求する偽メールのURLをタップすると企業ロゴもそっくりな偽サイトに誘導されることもある。佐々木さんは偽サイトを見破ることは難しく、企業公式kサイトで確認してほしいとしている。