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ドジャース・大谷翔平選手が使っていたピッチングマシンが日本の小さな町工場 吉田加工所で作られていた。50年以上ピッチングマシンを作り続けている吉田義さんが作ったマシンは少年野球から今やメジャーリーグの球団でも使われている。1つ目の特徴は回転がかかった伸びのある球。またコントロールも良く、調整した場所とほとんど同じ場所にボールが飛んでいく。現在、長男・洋明さんと次男・和明さんとの3人で小さな町工場を切り盛りする。部品の組み立てやフレームの溶接など手作業で行いネジの1本まで自分たちで作る。一般的に現在、主流となっているピッチングマシンは2種類。アーム式のピッチングマシンは回転式と比べると打つタイミングがとりやすいというメリットも。ところが吉田加工所のアーム式は部品に曲線を付けることで世界初といわれるスライダーを再現。作った経験もないマシンをゼロから作り上げた。西武やダイエーを黄金時代に導いた根本陸夫さんの目に留まり次第に、その評判が口コミで広がり日本のプロ野球12球団全てが導入。さらにドジャースでも吉田さんのピッチングマシンが使われるようになった。
沖縄・名護キャンプ、千葉・印旛郡、米国・ロサンゼルスの映像。看板に言及。吉田加工所・吉田義社長、竹ノ塚バッティングセンター・小倉総一店長のコメント。