めざましどようび SPORTS
高校時代から思い描いてきたワールドシリーズ優勝の夢を叶えた大谷翔平。23歳でメジャーの舞台で夢を追いかけ始めると、メジャー開幕戦の初打席・初球で初ヒット。メジャー初登板で初勝利を上げた。1年目でメジャー史上初の10登板20本塁打10盗塁を達成。2018年位右肘を手術。懸命なリハビリの経て二刀流復活を目指したが、メジャー3年目をケガに悩まされ、投打で不調の悔しいシーズンとなった。4年目はついに二刀流として真価を発揮。投手9勝2敗、打者46本塁打100打点と活躍し、自身初のリーグMVPを獲得。エンゼルス在籍6年はポストシーズン進出できなかった。
夢の実現へ新天地に選んだのはドジャース。打者に専念した今季は記録づく目の1年となった。4度目のオールスターゲームでは、初出場の2021年には勝利投手になり、メジャー史上初オールスターゲームで勝利投手とHRを記録。誰もが驚くような記録を達し続けても、常に 胸にあったのは勝利への思いだった。シーズン初のポストシーズンでは、 メジャー7年目で掴んだワールドシリーズへの切符。ワールドシリーズ第2戦で、左肩を亜脱臼。それでも翌日には大谷翔平の姿があった。大谷は「怪我した直後はワールドシリーズは無理かなと思った。その後の処置も含めて必要だと言ってくれのが一番僕にとってうれしかった」などと話した。度重なるケガを乗り越え悲願のワールドシリーズ制覇。今季最後のシャンパンファイトで、山本由伸らチームメイトと喜びを爆発させた。