ドジャースの大谷翔平は50-50盗塁を記録するなど活躍し、マーテイ・リンドーアとともにMVP争いに名乗りを上げている。指名打者からMVPに選出された人はここまで存在しておらず、最優秀指名打者に送られるエドガー・マルティネス賞の本人・マルティネスや、レッドソックスのオルティスさえMVPには手が届かなかった。指名打者は勝利貢献度を示すWARという指数を打撃と走塁で稼ぐことしか出来ないことが背景にあるが、今年の大谷は本塁打・打点王に輝くとともに、リーグ2位の59盗塁を奪ったことで2位のリンドーアのWARが7.8に対し、大谷は9.1となっている。大谷のWARは二刀流で臨んだ2021年の9.0を超えるものとなっていて、受賞に期待が高まる。発表は今月22日。

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