首都圏ネットワーク (ニュース)
近年大雨で排水が追いつかず、住宅地に水が溢れる被害が相次いでいる。その対策のため各地で然環境がもつ機能を活用したグリーンインフラの整備を進んでいる。東京都では下水道や調節池の整備など大雨の対策を進めている。都が導入を推進しているのが「グリーンインフラ」。雨水を集めるよう窪地になっていて底に砂利などが敷き詰めてある。都は現在39か所に「グリーンインフラ」を設置し、今後効果を検証しながら普及させていく計画。草の根でグリーンインフラの普及を進めようという取り組みも行われている。渡辺剛弘さんが6年前作ったグリーンインフラは下水につながっていた雨樋を加工し水瓶に溜めた雨水を庭全体で吸収させるようにした。グリーンインフラを作って6年、土が水を吸収する力も高まっているという。島谷幸宏さんは杉並区と共にワークショップを開催するなどグリーンインフラを市民の間に広げる活動をしている。