サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん 未公開を含む完全版 サグラダ・ファミリアSP
今世界が注目するサグラダ・ファミリア完成。その鍵を握る日本人彫刻家の外尾悦郎に芦田愛菜が独占インタビュー。外尾悦郎はガウディの意思を受け継ぐものとまで言われる人物。数々の彫刻や、キリスト教への深い理解と多大な功績が評価され、日本人初のローマ教皇庁 ラツィンガー賞を受賞するなど世界を代表する芸術家。来年、メイン塔完成と言われる未完の世界遺産の今後はどうなっていくのかなどを聞く。芦田愛菜は、外尾さんの本を読ませてもらってガウディの建築が面白いことが分かったなどと話す。外尾さんが現在作成しているのは一番大きなイエスの塔の内部デザインをしているという。2026年完成予定と発表された今まさに世界中が注目している。サグラダ・ファミリアはイエスの心のなかに入れる、そういうものを目指したという。水彩画をモチーフにした新たなタイルの技法が用いられているという。外尾悦郎は、本当に作らないといけないものは今ある方法でしかできないのではなく、本当につくりたいものを、夢を描こうじゃないか、などと説明した。
さらに破壊されたロザリオの間についてガウディの弟子に「外尾 これを修復できるかね」と悲しそうな辛そうな表情で言われたのでなんとかしなきゃいけないと始めたが、始めてみるとすごく大事なところ、ガウディの魂がこもっている、ガウディのメッセージがこもっていることがわかったという。ガウディの遺志を継ぐものとまで言われる外尾悦郎は、どのようにガウディの思いを汲み取っているのか。外尾悦郎は、ガウディを見るのではなくガウディが見ている方向を見るのが一番いい方法だと話した。
外尾悦郎が考える現場で分かるガウディから職人へのメッセージを紹介する。サクラダ・ファミリアの一番下回廊に1m40cmくらいの石の塊があり、それぞれの職人たちの紋章を作っていて、職人しか見えないような場所に足るのはこれは職人がいるからこれができる。使用されているのは大窓を支える要石で医師が取れると大窓が崩れてしまう。そこからこの教会を支えている大事な要はあなたたちという意味があり、自分がやった“誇り”があるから職人は続けられるなど説明した。
