報道ステーション (スポーツニュース)
アストロズからエンゼルスへ移籍した菊池雄星。地元・岩手に建てた複合野球施設「King of the Hill」。施設は岩手・花巻市、菊池の母校・花巻東高校の隣にある。菊池はメジャー6年目の今シーズン、8月からアストロズに移籍すると、登板した試合でチームは10戦9勝。日本人サウスポー初のシーズン200奪三振など地区優勝に大きく貢献。先月、エンゼルスへの移籍が決定。3年約97億円の大型契約。施設では中学生以下に向けた菊池プロデュースの野球スクールも運営。菊池はプロに入ってから野球教室を毎年やっていた。しかし、岩手の少年野球の監督から来年廃部になってしまうと言われ、最後に全校生徒と一緒に野球をしてほしいと頼まれた。菊池が一緒に野球をすると、1週間後に20人が入部したという。菊池は子どもたちにはプロ野球選手と何かをする場所がないとダメだと思った。ブルペン&バッティングエリアには最新鋭の機器が揃っている。最近の高校球児は髪を伸ばしているといい、散髪ルームも完備されている。トレーニングエリアの入り口にはイチローのサインボールとユニホームが飾られている。休憩スペースなどがあるラウンジエリアにはデレク・ジーター、バリー・ボンズ、ジャッキー・ロビンソン、ベーブ・ルースなど、MLBの名選手たちのサインを展示。菊池は大事なのは「俺もできるかも」と思うこと。ここから育った選手たちが「俺たちもできる」となってもらえたら、そんな幸せなことはないなど話した。この施設には他にもキッチン、お風呂、サウナ、治療部屋がある。
巨人が田中将大の獲得を正式に発表。入団会見はあす行われる。