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東京・渋谷区にある小学校、タブレット端末を使用しながら受けていたのは国語の授業。文科省によると、裸眼の視力が1.0未満の子どもの割合が過去最多に。小学生はおよそ3人に1人が近視になっている。近視の原因の1つとなっているのが、スマホやゲーム機など電子機器の普及。マサイ族も都市化が進み、遠くを見なくなったことが原因で視力が低下。WHOは、205年までに世界人口の約半数が近視になると予測している。新たな治療法、「目薬で近視を抑制」。去年12月に国内で初めて近視を抑制する目薬「リジュセア」が承認され、4月から販売が始まった。10代後半まで治療を続けることが推奨されているが、ひと月およそ4000円、保険は適用されず全額自己負担だが、他の治療法よりも安いという。さらに関西学院大学で研究されているのは、VR空間で遠近差30メートルを想定した動く的当てゲーム。的には視力検査で使う「ランドルト環」が描かれ、示された方向にスティックを倒しながら撃つというもの。参加者10人が6週間3日に1回くらいプレーをした結果、全員に視力の回復がみられたという。