安全を守る 真夜中のヒーローたち

2025年10月13日放送 3:08 - 3:27 NHK総合
驚き!ニッポンの底力 鉄道王国物語9 新幹線スペシャル

新幹線のレールや枕木を支える基礎になる「バラスト」。車両が通るたびに重みや衝撃で摩耗し小さくなる。小さくなるとレールの高さが合わなくなり、振動が激しくなるなど乗り心地に影響。東海道新幹線では20年~30年に一度更換。その更換作業に密着。作業員は30名ほど。午後11時30分、作業スタート。縄付きスコップで穴を掘り、全13両のバラスト更換専門車「NBS」から巨大なカッターを挿入。枕木の下に入り、掘り進め回収しながら新しいものを散布する。同時に行えるのは世界初。1分間に1m進む。
新幹線のレールや枕木を支える基礎になる「バラスト」。その更換作業に密着。専門車「NBS」で回収しながら新しいものを散布。運搬車1台に1人の作業員がつき、バラストが詰まらないようコンベアの速度調整など行っている。「マルチプルタイタンパ」はバラストを突固めレールの位置を整える専用車。線路の歪みを直し、振動が少なく快適な乗り心地を実現させる。
新幹線のレールや枕木を支える基礎になる「バラスト」。その更換作業に密着。作業に使われる「KVP-S」は、バラストをかき集めならすための専用車両。仕上げに使う「DTS」は、車輪を振動させバラストを締め固める専用車両。これが導入されるまで、更換翌日はその区間のみ一日中速度を落として運転されていた。DTSの導入でダイヤに余裕が生まれ、所要時間の短縮や停車本数の拡大などが可能となった。最後、作業員たちがレールの歪みを最終チェック。


キーワード
東海道新幹線名古屋駅新大阪駅東京駅新横浜駅新幹線E1系電車清須市(愛知)のぞみ

TVでた蔵 関連記事…

新幹線の60年 時代とともに進化 (驚き!ニッポンの底力 2025/10/13 2:00

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.