イット! (ニュース)
台風7号が迫る中、川崎市の武蔵小杉駅にほど近い多摩川沿いの住宅街では、お盆の夏祭りの準備が進んでいた。武蔵小杉周辺では2019年の台風19号で浸水被害が相次いでいた。大規模浸水の原因は雨水があふれた「内水氾濫」で、増水した多摩川の水が逆流していた。JR武蔵小杉駅では改札口の一部が浸水し、自動改札機が水没した。水が引いたあとも入場規制されるなど、影響が長期化した。浸水被害を受け川崎市は多摩川に通じる排水施設の逆流防止弁の電動化を実施し、多摩川に通じる放水ゲートの遠隔操作を可能にした。さらに排水用のポンプ車を導入した。