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完成から100年を迎えた観光名所の小樽運河。1979年には道路拡張に伴う埋め立て計画を巡り激しい紛争が行われ、半分を埋め立てることで決着したという過去を持つ。運河付近には現在も9棟の石造り倉庫が残っているが、維持管理に多額の費用がかかることから解体される倉庫も年々増加している。こうした中、地元NPO団体を率いる男性は地元の若者と共に持続的に倉庫で稼げる仕組みを展開しようと考えている。現在は缶詰が保管されていた倉庫を利用したマルシェを開催するなどしているが、今後は2年後を目途に倉庫の改修を行い集客施設として事業化することを考えているという。