THE TIME, プチマーケティング部
国際バレエコンクール、ユースアメリカグランプリ1位を受賞した山田優七さんは現在モナコのバレエ名門校に留学している。綾瀬はるかさんとともに長期育成型オーディションをマーケティング、ミュージカル「ビリーエリオット」の主役をつとめた子どもたちも現在大きく世界に羽ばたいている。原作は2000年の大ヒット映画「リトルダンサー」イギリスの炭鉱町で主人公がバレエに心を奪われ夢を追いかける物語で舞台はブリードウェーをはじめ世界中で大ヒット、観客動員数は1000万人以上。日本では2017年に初公演が行われこれまで20万人以上を動員した注目のミュージカル。大ファンの綾瀬さんは「ダンスとともにビリーの心情を表していくシーンがすごく力強くて心からあふれる気持ちは人の心を動かすと感じた」と話した。主人公・ビリー役を選ぶために1年にわたりレッスン形式で行われる長期育成型オーディションが開催され応募総数は1375人、第1次オーディションではビリー役11人、2次オーディションでは7人となり週5日、3時間のレッスンを3か月以上続けた。メリットについて振付担当・藤山さんは「1回見ただけではわからないその子の持っているモチベーション、ポテンシャルを細かく見ることができる」とし、。演出家・宮本亜門さんは「すごい時間を費やしてあの表現ができる。もうビリーがいるという風に思わせる」と話した。ビリー役にはリョウマ、エイト、ウイチロウ、カムイの4人が選ばれた。今までビリー役を経て世界へ羽ばたいたダンサーは多く、加藤航世くんはロシア国立ワガノワバレエアカデミーなどを卒業し、現在ルーマニアのバレエ団でソリストとして活躍中、利田太一くんは今年ローザンヌ国際バレエコンクールに入賞した。「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」は東京公演10月26日まで、大阪公園は11月9日~24日までとなっている。