ポツンと一軒家 長野県のポツンと一軒家
長野県のポツンと一軒家を調査。衛星写真には変形に切り拓かれた敷地に建物が密集して写り、蛇行した道が家まで続いていた。最寄りの集落で男性に話を聞いた。トンネルを抜けた隣の集落のほうが最寄りだということで、男性はそこで聞いたほうがいいと話した。男性は七二会の会長だった。このあたりは御柱を境内まで運ぶ祭りをするという。教えてもらった集落で話を聞くと、林道が落石で原因で通行止めになっているとのことだった。そのため山を回り込んで反対側の集落へ向かうと、去年別の聞き込みで訪れた集落だった。その時に訪ねた山の上のポツンと一軒家は、米農家を営む正三さんの生家で、今は農作業の休憩小屋として使われていた。前回案内してくれた保さんに再び話を聞くと、今回目指す家の主と知り合いとのことだった。息子・浩孝さんに連絡してもらい、浩孝さんの家に会いに行った。去年100歳まで父・幸啓さんが一人暮らしをしていたが、歩行が困難になったため今は麓の介護施設でリハビリをしているという。浩孝さんが後日家に掃除に行くときに同行させてもらう約束を取り付けた。