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- マツコ・デラックス
この1年間の大宮3大ニュース。1つ目は「JR大宮駅開業140年」。東北本線には岩槻経由の別ルート案があり、マツコは「岩槻経由だったら大宮はこんな栄えてない。それを岩槻の人はどう思ってるかな。うちはTRFのSAM止まりです」などと話した。2つ目は「大宮アルディージャをレッドブルが買収」。3つ目は「SUUMO住みたい街ランキング2位」。大宮は2年連続で2位となった。
JR高崎線、京浜東北線、埼京線など多くの路線が走る大宮駅は、池袋まで25分、新宿、東京駅へも30分と都内へのアクセス良好。大宮を含むさいたま市の人口は24年連続で増加中。しかしその一方、東京都民203人に聞いた「大宮に遊びに行ったことはありますか?」というアンケート結果は「ない」が88%にのぼった。マツコは「氷川神社に行ったことはある」と話した。
今回は、観光客は増えないが人が増え続ける大宮の秘密に迫る。東北、北陸など東日本の新幹線が全て停車するなど抜群の交通の便に加え、駅直結の「ecute」など買い物スポットが充実。最近では便利だけではない大宮に惹かれて移住者が増加中。自らの飲食店を開くなど何かを始めたい人が集結している。
紹介してくれるのは大闇経済新聞の3人。出身は浦和などバラバラで、星野さんは大学卒業後に無職で引きこもっていて、27の時にこのままでは良くないと事業を始めた。
大宮駅東口のロータリー前にある居酒屋「いづみや」がもダイルオーダーを中止。朝10時からお酒を飲むことができる。戦後からあるため勤続20年以上のベテランが多いのが特徴。東口駅前は戦後闇市だった場所で、雑然とした雰囲気が漂っている。西口駅前はデパートが立ち並び整然とした町並みが特徴。
大宮公園の池ボートが復活。「伯爵邸」は24時間営業の創業約50年の喫茶店。外国出身の従業員が多いため、故郷の料理がメニューに増えていくのが特徴。メニューの数は300種類以上で、女子高生に人気。
伯爵邸の社長は沖縄出身で、県外出身者が営むお店が多いのも特徴。2年前にオープンした「鮨邸 ひろ」は岩手・山田町出身の横田さんが開いた店。夏の間しか食べられない三陸産のうにやホタテ、名物の寿司パフェが自慢。同じく2年前にオープンした「能登のお出汁と旬魚 ~繋 KEI~」は石川県能登地方の味を楽しめる。
マツコは「東京が合わなかった人が大宮にたどり着いたんだと思う。合併しなきゃ良かったのに。」などとコメント。さいたま市は2001年に浦和市などが合併して誕生している。旧与野市はさいたまスーパーアリーナなど主要施設があり、現在は中央区という名前に変更された。
最近大宮では単純な移住者だけでなく飲食店などビジネスを始める若い世代が急増中、その影響で街の風景がガラッと風変わりしたスポットが3つある。大宮の南にある氷川参道の入口からけやき並木を進み3分ほどにある「UP COFFEE」は赤ちゃんを連れていけるカフェがコンセプトでキッズスペースやおむつ替え台なども設置されている。
氷川参道グルメを紹介、さらに歩いた大宮区役所向いに昨年オープンした「マニ エ マーノ」は夫婦で営むイタリアンで本格的なパスタなどがマダムに第人気。また1年半先まで予約が埋まっている美容院の店主飯田さんはパリでジェーン・バーキンの担当をしていた。
参道沿いにぽつぽつある個性的な店、「台湾茶房 e~one」は本格的な台湾料理、イタリアパニーニ専門店「パニノテカ ペリカーノ」などおしゃれな店が増えている。氷川参道は2019年一部が歩行者専用化された。
氷川参道ではあんバターが美味しい店が多く3店舗紹介する。旧大宮図書館(Bibli)建物内にある「kico」は2022年オープンした。国産小麦を使った自家製コッペパンを使用、北海道産無農薬小豆であんこも自家製している。注文が入ってから、自家製のあんことバターを挟む。あんバターのあんは甘さ控えめ。小豆の風味を楽しめる。
埼玉・吉敷町にある「ANKH」は営業日」火曜と金曜の週2日。あんバター用のパンは生地に生クリームを練り込んでいる。 また、餡には大宮の製餡所「木下製餡」の餡を使用。練乳を混ぜたバターを入れている。
続いて大宮区役所近くにあるベーグル専門店「Bagel Lapin」を紹介。ベーグルは外側がパリッ、中はモチモチ食感。間にバターと木下製餡のあんこを乗せればあんバターベーグルが完成。試食したマツコは「ベーグルがすごい美味しい。」などとコメントした。ベーグルにはある野菜が練り込まれているという。
埼玉・大宮は子育て世代の人気も上昇し、大宮の”浦和化”が進んでいるとも言われている。教育水準の高さから大宮に移住する人も。またさいたま市役所はさいたま新都心駅に移転する。
令和に激変!夜の大宮・激アツ(秘)スポット。繁華街の外側に「個人店の飲食店」が増加中。大宮駅東口の繁華街を北にいき、路地裏にあるのが「魚酒場二つめ」。昭和の建物をリノベーションし、本格的な魚料理が楽しめる。隣にある「ワインと料理アジネロ」は骨董品屋だった建物を改装して造ったビストロ店。
大宮の繁華街・南銀を抜けた先のスナック街にある「かき氷氷連」。ボリューム満点の一品は若い女性にも大人気。2軒隣にあるのは、スナックをそのまま居抜きで使っているカレー店「BLUEMOON」。
夜の大宮で最も熱い店!昨年オープン「立呑み日々酒々」。店内はいつも超満員。お客さんに人気の秘密を聞いてみると「お酒に合うおつまみが沢山ある」「今までにあまり見たことがない料理」ということ。