- 出演者
- マツコ・デラックス
移住歴8年、熱海を盛り上げるイベントに携わる高須賀さんファミリー。以前の高須賀さんの自宅を紹介。駅から徒歩10分以内2LDK、温泉大浴場付きで当時で1500万円代。
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- 熱海(静岡)
有名観光地が外国人であふれかえる中、熱海に日本人観光客が殺到し年間300万人突破。シャッター商店街が食べ歩きできるインスタ映えスポットに。品川から約35分、近年パスポートの保有率は年を追うごとに減少し約17%。一方、熱海は4年前約153万人だった年間宿泊客数が300万人を突破。「和栗菓子kiito-生糸-」はモンブランの店。去年11月にオープンした「熱海甘味 ジュウゼンベイク」は地元食材をふんだんに使用した自家製ジェラートをクロワッサンにのせた新食感スイーツを販売。去年12月にオープンした「熱海ヨーグルト発酵所」はもっちりクリーミーなヨーグルトスイーツ目当てに連日行列。さらに海沿いにもホテルがどんどん建っている。移住者支援も充実している熱海。子育て制度が充実。令和7年度より0~2歳児の保育料を無償化。高校3年生までの子どもは入院・通院ともに自己負担なし。
移住してわかった熱海の魅力が再開発によって熱海が活気付いているが、路地裏に残る昭和の風景を残していきたいという。熱海は路地を一本入ると昭和のなつかしい風景がそのまま残る。昭和レトロブームの今、若者たちの間で熱海のレトロな喫茶店をめぐる路地裏散策がブーム。
マツコの知らない熱海の世界。昭和30年代新婚旅行の聖地と呼ばれ、年間約500万人が来訪。一時は衰退も交通の便がいい温泉リゾートとして今、再び脚光が!そんな熱海を教えてくれるのは8年前に熱海に家族で移住したバーのマスター・高須賀さんが地元民だからこそ知る格安で入れる穴場温泉から熱海中華の名店まで紹介。
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最新の高級温泉もいいけど路地裏温泉でも良い泉質が味わえる。熱海は塩化物が入った塩泉。熱海の由来は海中から魚が焼け死ぬほど熱い温泉が湧き上がっていたため、あつうみが崎と呼ばれていたがそれが転じて「あたみ」になったと言われている。温泉宿泊施設は約150軒。日帰り入浴ができる大手ホテルも増えていて「ホテルニューアカオ」では館内3か所の大浴場がすべて日帰りで利用可能。「オーシャンスパ Fuua」では全長約25mをほこる露天立ち湯が日帰りで楽しめる。
ほぼ同じ泉質を格安で楽しめる穴場温泉があるという。熱海駅から徒歩25分ほどの場所にある「金城館」を横目に路地を歩くこと5分、民家の一角に佇む「共同浴場 山田湯」。内装は昭和の雰囲気そのまま。地元民に愛される老舗浴場。泉質は美肌効果も期待できる塩化物・硫酸塩泉でさっぱりとした湯上がり。マニアの間では有名な温泉。山田湯の入浴料は300円。
熱海駅を背に歩くこと2分のところにあるのは地元民に愛され続けて78年の「熱海駅前 温泉浴場」。もともと昭和22年に開業した共同浴場で、田原湯がルーツとなっており、お風呂は男女別の内湯のみ。レトロな雰囲気の脱衣所を抜けた先にあるのが昔ながらの温泉風情が楽しめる源泉かけ流しの駅前温泉。実はここ、熱海駅前にある足湯と同じ源泉を使用しており、切り傷ややけど、神経痛のほか疲労回復などに期待できる。最近は日帰り観光客からも大人気になっている。入浴料は500円。
駅前のアーケード商店街から横道に入り、そのまま歩くこと5分のところにあるのが昭和13年ごろに創業した温泉宿「龍宮閣」。もともと蕎麦屋だった建物をご主人の祖父母が買い取り宿を開業。中に入るとその雰囲気が今も残っている。まるで昭和にタイムスリップしたかのようなこの温泉の客室数は全部で5つ。現在は素泊まりのみで宿泊者が入っていなければ1000円で日帰り入浴も可能。地下にあるレトロ感満載の全面タイル張りのお風呂。両壁にはタイル絵がある。アーチ状の天井で包まれたような気持ちになる。熱海には源泉が500以上あると言われている。箱根や草津の温泉と比べ源泉が海に近いところにあるため、カルシウムやナトリウムなどの成分が濃く、湯冷めしにくく美肌や保湿に効果があると言われている。
実は熱海は約50軒もの中華料理屋が軒を連ねる中華激戦区。きっかけとなったのは1934年に開通した「丹那トンネル」。これによりそれまで御殿場ルートだった東海道本線が熱海経由のルートとなり熱海への交通アクセスが格段に向上。観光客が増加し、また企業が社員旅行先として熱海を利用するようになった。そしてラーメン屋が賑わうようになり中華料理屋へ業態を変えていった。熱海は食通の有名人が別荘を構えることも多く、舌を満足させるため歴史ある中華料理屋はかなりレベルが高いという。
熱海駅から徒歩15分の「中華飯店 大一樓」。一昨年熱海に引っ越したという長州力さんも通う名店だという。
熱海駅から徒歩15分の「中華飯店 大一樓」の看板メニューは「揚げワンタン」。揚げワンタン専用の皮を使い、秘伝の甘酢だれに付けて食べるという。高須賀さんイチオシメニューは「香港やきそば」で、オイスターソースと豆板醤があとを引く美味しさだという。マツコさんが、スタジオで揚げワンタンと香港やきそばを試食した。
熱海は、昼は観光客で賑わうが、夜はシャッター街になってしまうという。熱海の夜を盛り上げるため、移住した若者が夜も開いている店を開業した。
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最初に紹介するのは「Le palais あたみバール」。ソムリエの宮野淳美さんが2018年に開いた店で、スナックだった物件を約2ヵ月かけてDIYしたという。リーズナブルな価格で本格的なワインを楽しめると人気。
熱海駅から徒歩15分の「marunowa」は、フレンチおばんざいがコンセプトの居酒屋で、地元民や旅行者が集まる人気店だという。高須賀さんイチオシのメニューは「本日の鮮魚カルパッチョ」。その日漁港であがった魚や、地元のハーブを使っているという。また、じゃがいものでんぷん質のみでとろみ付けをした「じゃがいものクリームグラタン」もオススメ。スタジオで、マツコさんが本日の鮮魚カルパッチョとじゃがいものクリームグラタンを試食した。
マツコさんは、「さっき転んじゃった~」と笑う湧ちゃんにメロメロになっていた。
看板猫は、お客さんを出迎えて癒やしてくれるお店のアイドル。専門の写真集まで販売されるなど、様々な事情で猫を飼えない人たちの間で「お店に行くと飼い主気分を味わえる」と、看板猫巡りが密かなブームとなっている。これまで200匹以上の看板猫と触れ合い、1匹につき最低10回は会いに行く漫画家の逸見チエコさんが看板猫の世界を案内。わざわざ海外から会いに来る人もいるアイドル並みに人気の看板猫から温泉やグルメも楽しめ、泊まれば触れ合い放題の温泉旅館の看板猫までを一挙紹介する。
看板猫の魅力について、マツコさんらは「和歌山電鐵の駅長が有名。この鉄道会社を助けてる?」「それも分かってると思います」などとトークをした。看板猫の魅力の一つを逸見さんは「お店の風景込みでかわいい」としている。ここからは、逸見さんがオススメの全国の風景込みでかわいい看板猫を紹介する。