- 出演者
- マツコ・デラックス 藤森祥平
今夜は巷で人気の角打ち。始まりは江戸時代。時代と共に進化を遂げた。酒屋の店主がアレンジを加え、生まれ変わった角打ちが続々登場。駅ビルにも角打ち、客層は女性ばかり。女性でも気軽に飲めると密かに話題になっている。昭和の哀愁漂う激渋角打ちも。飲食店に負けない絶品料理。マツコが呑みまくる。
全国1万2000軒以上の酒場を飲み歩き、角打ちに1000回以上通う塩見なゆさんがスタジオに登場。塩見さんは、ほぼ毎日飲み歩き、酒場情報を発信するライター。塩見さんは「探せばその辺にポツポツある」などとコメント。角打ちの定義はお酒を販売しているお店で呑めること。マツコは「憧れがある」などとコメント。角打ちの始まりは江戸時代。角打ちの由来は諸説あるが「お店の角で呑む」「升の角で呑む」が主な由来。
- キーワード
- 角打ち
塩見なゆさんは「江戸時代から続いてきた角打ちの文化で、令和の時代にも新しいタイプの角打ちが登場してきている。ネオ角打ちと言ってオシャレ、スマート。若い人や女性1人でも入りやすい」と説明。塩見さんがネオ角打ちにおすすめの3店舗を紹介。1軒目は東京の恵比寿。恵比寿駅から徒歩約5分の「JOLLYS」は平日も夕方からほぼ満席。店内はアメリカンな内装。国内外のクラフトビールが並ぶ。大正10年創業の老舗角打ち。4代目のTAECOさんがアメリカに留学、旦那さんは港区青山出身のサーファー。海と音楽が好きな夫婦がリニューアルした。人気メニューはスパムむすび。地下にはカラオケルームが完備されている。
ネオ角打ち2軒目は東京都・中目黒にある「伊勢五本店」。お酒の種類は800種類以上あり、ワインを中心に日本酒なども揃っている。角打ちスペースはおしゃれなカウンターになっている。中目黒っぽい人たちが食べているおしゃれなおつまみが「生ハムクリームチーズ(200円)」「山椒入りひと口パテ(300円)」「旅館太公望のいかうに(400円)」。
静岡・伊豆の国市の田園地帯にある「杉山商店」を紹介。4月にリニューアルしたばかりの最新のネオ角打ち。カフェを併設。田舎にあるので年齢層は高め。料理上手な奥様が手作り料理を考案。おすすめはお好み焼きと、自家製ローストポークを挟んだ酒屋のキューバサンド。ネオ角打ちはいま増加傾向。親の代から継いで家業として続けるためのカタチ。
今注目の酒場を紹介。なかなか足を踏み入れづらいが、初めて会っても昔からの友達みたいになるという。哀愁漂う時間が流れる。癒やしを求め集う客たち。常連たちのお目当ては安くて美味い絶品惣菜の数々。絶品おでんにマツコ・デラックスも「めちゃくちゃ美味しい」とコメント。
- キーワード
- 角打ち
全国1万2000軒以上の酒場を飲み歩き角打ちに1000回以上通う塩見なゆ(40歳)は、1日5軒くらい酒屋で呑むという。幼少期は昼から飲みに行く家庭で育ち、小さい頃から酒場を行脚。
酒豪ライター・塩見なゆが「レトロブームの中完全に忘れられている酒!絶品おつまみ!全てが詰まった激渋角打ち」を紹介。横浜・杉田の住宅街にある創業90年の老舗「愛知屋小林商店」で塩見流の楽しみ方。昭和が色濃く残る店内。年季の入った空間をじっくり味わう。3代目店主・小林彰一さん(69歳)との会話を楽しむ。支払いは都度現金払い。角打ちの酒は小売価格で居酒屋より安い。約30品以上の惣菜がほぼ300円以下。おすすめはイナゴの佃煮。夕方から常連たちが集まりだす。お客さんとの一期一会を楽しむという。
港町と工業地帯を繋ぐ京急線沿いには激渋角打ちが数多く点在。昭和の名残と労働者の酒欲が染み付いたこの路線は激渋角打ちの名所。ハシゴ酒のスタートは横須賀中央駅。潮見さん行きつけの店に同行。1軒目は「酒のデパート ヒトモト」。小売りスペースの横に角打ちスペースを構えている。朝11時から営業。ハシゴ酒1杯目は「レモンサワー(390円)」。高級銘柄も手頃な価格で楽しめる。2杯目は「横須賀ブラジャー(700円)」。横須賀のスナック街から生まれたカクテル。酒は2杯以上頼むが長居いないのが角打ちの楽しみ方。
汐入駅は米軍基地を抱える街で、アメリカンな空気と昭和の香りが入り交じる。激渋角打ちのハシゴ酒2軒目は創業37年の「ヒデヨシ商店」。店内には貼られた無数のドル紙幣は、かつて近くの米軍基地からやって来た米兵たちが残したお気に入りの証。1杯目は氷無しのグラス半分まで焼酎を入れ、メロンクリームソーダで割ったチューハイ「ヒデヨシチューハイ(470円)」。
巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会、ニノなのに、水曜日のダウンタウンの番組宣伝。
塩見なゆさんが角打ちの魅力を紹介。塩見さんは酒場情報を発信するライター。ヒデヨシチューハイを飲んだマツコは「全然焼酎わかんない、クリームソーダ危険。」などとコメント。ヒデヨシ商店のもう1つの名物がフグの骨酒。マスターはフグ好きでフグの調理師免許を取得し、作っているという。フグの値段は入っておらずサービスだという。
汐入駅の1つ隣り逸見駅。静かな住宅街がから現れたのはダイヤスーパー香取屋。一見すると普通のスーパーだが、店の奥には地元民だけ知る角打ちの聖域。日本酒好きの店主が日本酒の魅力を広めたいという思いで倉庫を改築。スーパーの一角にはキープボトルのスペースも酒のあてはスーパーのお惣菜。バイキング形式で選びたい放題。一番のおすすめが片隅で煮えたぎるテールスープ。タイミングが合えば店主・小林正明さんがおすすめの日本酒を選び、その魅力を丁寧に語ってくれる。
京急線沿いではしご酒。4軒目は、東京・品川区にある鮫洲駅。締めにふさわしいということで訪れたのは、駅から徒歩約2分の飯田屋酒店。小売スペースの奥に角打ちがある。塩見さんはビールに戻り、リセット。中央卸売市場から仕入れた海鮮メニューが豊富なのが魅力だという。2杯目は、日本酒「浦霞」。ここで、撮影は終了したが、塩見さんのはしご酒はもう少し続いた。塩見さんは、その地域と文化に触れたいから飲んでいるとし、北は旭川から南は沖縄まで角打ちがあり、約1200軒あるという。
週刊さんまとマツコの番組宣伝。
日本酒の楽しみ方を柱知香良さんが解説した。東京都世田谷区経堂にある「つきや酒店」の4代目で角打ちを営む。おちょこを変えるだけで味が変わる。器で味が変わる理由は舌の味覚によるものだ。小さい器は口に入る量が少なく、舌の一部で味を感じるため、味が濃くなる。大きい器は口に入る量が多く、舌の全体で味を感じる時ため、あっさりとした味わいになる。マツコデラックスは「断然小さいおちょこが良い」などとコメント。