- 出演者
- マツコ・デラックス 渡部峻
全国から集結した春のクレープと最新のインソールを紹介。
30歳差のクレープ友だちのゆたかさんとぴーちゃんさんがクレープの世界を紹介。クレープ業界では、本格はパティスリーが参入しクレープが若者たちの食べ物から大人の食べ物に変化している。
- キーワード
- マリオンクレープ原宿竹下通り店
神奈川県川崎市にある「パティスリーエチエンヌ」では、洋菓子の世界大会で総合優勝経験のあるパティシエの藤本さんがクレープを作っている。藤本さんはクレープ生地を焼いた後、具材を入れずに巻いている。生地を器に見立てて具材を入れていくパフェスタイルがクレープの最前線。
東京・世田谷区の等々力駅にある「パティスリィ アサコ イワヤナギ」は、アート系クレープの超人気店。美しく焼かれた生地の上にクレームシャンティ、ライチデーツソースなどパティシエならではの具材を包み、トッピングを乗せると大人向けのアートなクレープ。
ワンハンドで食べられる日本独自のクレープが誕生して49年、今クレープがかつてない超進化を遂げている。クレープ本が次々登場し、フードトラックの開業数も全ジャンル中1位。超濃厚からさっぱりまで口溶け感抜群のクリームに拘るお店から超絶パリパリ食感の名店を紹介。
ぴーちゃんとがクレープの魅力を紹介。クレープに使われるクリームは大きくワケて生クリームとホイップがあり、それぞれに特徴がある。ホイップは植物性油脂を使用しており、時間が経っても形が崩れにくく、あっさりしていて口当たりが滑らか。動物性の生クリームは、溶けやすく扱いが難しいが、濃厚なコクと風味が段違いだという。
生クリームの調和感が最高の名店を紹介。京王線仙川駅から徒歩3分のところにある2019年オープンの「モココクレープ」。変わり種でおしゃれなメニューが揃う中、一番生クリームを楽しめるのが「純正生クリーム(スーパービッグ)」。エスプーマで生クリームにガスを混ぜることにより泡状になり空気のように軽い口当たりを実現。口の中でパリパリの生地と一瞬で調和する。
生クリームの調和感が最高の名店を紹介。続いては月島駅から徒歩1分の2020年オープン「ユニベルソ」。ユニベルソはクレープ屋ではなくチョコレート専門店。甘さを抑えナッツパウダーを混ぜたチョコ生地に酸味のあるビターチョコレートをふんだんに使ったクリーム、香り豊かな生チョコレートなどを包んだチョコづくしのクレープが絶品。
生クリームの調和感が最高の名店を紹介。続いては小田急線豪徳寺駅から徒歩2分の「クレープリーカフェ EQUALLY」。東京のクレープを語るうえで絶対に外せない人気店。「季節のフルーツシャンティ」にはイチゴと金柑が包まれており、扱いが難しい金柑もクリームの美味しさで調和されている。その生クリームは濃厚なコクを出すため数種類をブレンドし脂肪分を微調整。気温や湿度に合わせ混ぜ方も変え驚くほどなめらかに仕上げている。スタジオでマツコが試食。「久しぶりのクレープが金柑から?」と戸惑うマツコだったが、一口食べ「生クリームおいしい」と絶賛。生地ごと試食すると「意外と初心者でも優しく包んでくれる味」とコメントした。
ゆたかさんはクレープ生地の最新は「もちもち」よりも「パリパリ」食感だと紹介。もともと、クレープの本場フランスでは主に惣菜系として食べられており、スイーツとして特化したのは日本独自のクレープ。1976年、マリオンクレープがクレープを紙で巻き食べ歩くスタイルを確立し、2003年にはミスタードーナツがポン・デ・リングを発売しもともち生地が大流行した。その後、スイーツ業界はもちもち食感一色となったが、今から5年前、愛知県三河地方のお店のパリパリ生地が新食感だとSNSで話題になり全国へ拡大。今、クレープ生地の最先端はパリパリ食感になっている。「私は断然パリパリ派」と豪語するマツコにゆたかさんがおすすめのパリパリクレープを紹介する。
愛知県田原市の三河田原駅から徒歩1分の場所にあるクレープ専門店「Matsui Sangyou’s」。このお店の特徴は概念を覆すクレープの形状。地元産の小麦粉を使った生地を一般的なクレープより分厚めに焼き、うどん用の麺棒に巻き付けていく。
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ゆたかさんおすすめのクレープを紹介。愛知県田原市にある「Matsui Sangyou’s」。うどん用の綿棒で丸めたスティック状のパリパリ生地が特徴。スティック状の中にホイップクリームを入れれば完成。ガス式の焼台がポイント。一般的なクレープ店では、熱が均等に伝わる電気式の焼台が多いが、火力が強いガス式は生地の水分を一気に飛ばすことができる。スティック状にすることで噛んだときのパリパリ感が増す。店を運営するのは、LPガスなどの販売を本業とするガス店。
ゆたかさんおすすめのクレープ店を紹介。 愛知県安城市にある「ネージュクレープ」。生地は、米粉を使っている。せんべいのようなパリパリ感が楽しめる。米粉は吸水性が高く、食べ進めるにつれもちもち食感になる。パン屋が手掛ける小麦粉にこだわったパリパリ生地の店や、生地に黒ごまペーストを練り込み焼いた時の香ばしさも楽しめる店、上にブリュレを乗せた具材もパリパリの店などもある。
ゆたかさんが最高峰だと言うのが、兵庫県神戸市のJR神戸線・元町駅から徒歩1分のところにある「ハナサククレープ」。クレープマニアの店長夫妻が好きが高じて2023年にオープンした。一番人気は、クレープを使わないシュガークレープ。生地を伸ばすときに使うのは山型トンボ。薄い生地に最適だが、扱うには高度な技術が必要だという。
ゆたかさんが最高峰と認める大行列店「ハナサククレープ」。バリバリ&ジャリジャリ食感を生み出す秘密は、生地の内側に塗るバター。大粒のザラメと砂糖もかけてジャリジャリ感を出している。巻いたら、生地の外側にも追いバターをする。マツコは試食し、時間を置いたらパリパリが消えていくから、話している暇がないなどと話した。生地を味わうなら、クリームがないものが最適だという。
ゆたかさんが注目するのは、サクサク生地。岐阜県の道の駅池田温泉にある「Le Vent Calme」。米粉など5種類の粉にメレンゲをブレンド。これをふんわり焼くことで、スポンジケーキのようなサクサク生地に仕上がるという。
ゆたかさんとぴーちゃんがおすすめするのは、高円寺駅から徒歩5分のところにある「β STAND」。人気店「ハニービークレープ」の職人を招いて2024年にオープンした店。2人のおすすめは、生地とクリームだけで具材のない「はちみつレモンクリーム」。生地とクリームそれぞれ2つの食感が楽しめる。通常よりも低い温度で、時間をかけて焼いている。あえて気泡を作り、食感を変えている。気泡部分は火の通りが弱くもちもち食感になる。
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2人のマニアがオススメする生地もクリームも最強だという高円寺にあるβ STAND。クリームはクレープを作る度にたて直すという。中に入れるものは食べ応えがあるよう少し硬め、上は空気を抜いた柔らか食感だという。生地には隠し味ではちみつが練り込んであるという。