- 出演者
- マツコ・デラックス
さいたま市にある「そば処 大むら」には、ペタ郎(10歳・オス)とコン(推定12歳・メス)の親子の看板猫がいる。逸見さんが風景込みでかわいいと悶絶する姿がショーケースにいる姿だ。
横浜の鶴ヶ峰商店街の「喜久家青果店」の看板猫・めいちゃんはご主人の肩の上が大好き。めいちゃんは野菜の空き箱の中で野菜に紛れて看板猫業務を行っている。そんなめいちゃん目当てに喜多は北海道、南は九州・沖縄、海外からもお客さんが来るという。
奈良・平安時代には猫がペットとして身近な存在にいた。しかし当時はまだ数が少なくお屋敷の中でひも付きで飼われる貴族たちの愛玩動物だった。江戸時代に入ると人口増加によりネズミの被害が急増した。その対応策として徳川家康が打ち出したのが「猫放し飼い令」。周辺の再開発で住処を追われたネズミが「浅草演芸ホール」に大集合したが猫が1匹来ると逃げていったという。ネズミ退治をしてくれる有益な動物として商店などで大切に飼われるようになり、そこから商売繁盛の縁起物=招き猫としての看板猫が一般化したのではと言われている。
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宮崎県宮崎市「貸本屋 輝らら」。コミックを中心に数万冊を取り揃え、1冊70円~レンタルできる。閉店の危機から救った捨て猫トムの物語。今から20年前のある大雨の日、1人の中学生がずぶ濡れで店を訪ねてきて「貰い手が見つからんくて預かってくれん?」と言ってきた。手に持ったタオルを見ると生後わずかの捨て猫が。トムと名付けられて引き取られた。開店当初、1日4、50人の客が来て忙しかったが、5年目を迎える頃には売り上げが5分の1に減少。宮崎市内に貸本屋はたくさんあったが、みるみる減っていった。看板猫のウワサが町中に広まりお客さんがどんどん来るように。現在は先代の看板猫トム・チビ・ピュア・ヒメから店を引き継いだココア・レオ・ゆきがお店の入り口でお客さんをお出迎え。店主・吉谷さんは「こんな小さな古い店、猫たちがいなければとっくに終わってました」と話している。
看板猫の魅力:何度も通い詰めて心を開いてくれた瞬間がたまらない。逸見さんは猫の方から近づいてくれる技を実践しているという。
「マツコの知らない世界」はTVerで無料配信中。これまでの放送はU-NEXTで配信。
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「マツコの知らない世界」の次回予告。
猫の方から近づいてくれる4つのワザ。野良出身の保護猫に来てもらい、マツコに極意を伝授。1:綿やフリースなど猫が心地いい服を着ていく。2:指先の匂いを嗅がせて敵ではないと安心させる。3:高い声で呼び猫の方から近づくのを待つ。4:抱っこは無理に掴まずお尻を支える。
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究極の看板猫スポットは温泉旅館。大分県・鉄輪温泉にある 「かんなわ ゆの香」 は懐石料理や源泉掛け流しの天然温泉が楽しめる。おすすめ猫ポイントは猫と触れ合える専用の部屋。20帖のワンルームには5匹の看板猫がいる。11年前に野良猫が迷い込み、フロントに居座っていたのを飼い始めたのがきっかけで、猫が苦手な人もいるので猫部屋を作ったという。猫とずっと触れ合いたい人にはたまらない宿。
長野県・渋温泉にある「歴史の宿 金具屋」。1936年完成の建物の一部は登録有形文化財に認定されている。大浴場は昭和初期にタイムスリップしたかのような浪漫風呂、さらに2つの大浴場に、無料の5つの貸切風呂もある。館内には7匹の看板猫がいる。20年前に現在の女将が旅館に迷い込んだ野良猫をお世話したのがきっかけ。おすすめ猫ポイントは旅館の怪しい雰囲気と猫との相性が抜群。
群馬県・草津温泉にある「中村屋旅館」 。源泉掛け流しの個室貸切風呂、 最高級のニジマス・ギンヒカリなどの囲炉御膳などが楽しめる。8匹の看板猫がいる。旅館に住み込みなので24時間いつでも触れ合える。