- 出演者
- マツコ・デラックス 喜入友浩
今夜は世界のファッション業界が大注目の刺繍の世界と目指せ!オリンピック種目の女子相撲の世界、かわいさと強さ・女性熱中の世界SPを紹介する。
おしゃれの最先端!刺繍の世界を紹介するのはキャッシー中島さんと勝野洋さんの息子で人気手芸家の洋輔さん。キャッシーさんはタレントでもあり日本におけるハワイアンキルトの第一人者で小さい頃から手芸道具が身近にあり以前住んでいた御殿場の自宅はカントリー調で、父は飼育していた馬で来ていたということ。
マツコの知らない刺繍の世界、手芸家の洋輔さんは「今、刺繍はファッション界の最先端!個性を表現できる最強のプラスワン」がきょう伝えたいとした。地味で古いイメージが変わりコンパクトで身につけやすい印象に変わったという。Z世代のトレンド1位がユニクロのリメイク刺繍サービスで約100種類のデザインから選択可能ということ。
おしゃれの最先端、刺繍の世界を紹介。今、パリコレでも刺繍入りの作品をハイブランドが続々発表、メンズ服も刺繍が前面に押し出された服が出ている。ファストファッションにも刺繍入りの服が登場し若者たちの間でブームとなっている。俳優勝野洋を父に持ちハワイアンキルトの第一人者キャシー中島を母に持つ洋輔さんは20代でフランスに刺繍留学し手芸家としてマダムから絶大な人気を誇っている。洋輔さんが今夜オートクチュールに革命を起こした世界のセレブが愛する刺繍から糸と布だけの驚きの芸術作品を生み出す超絶技法、黒柳徹子さんがオーダーする刺繍の神様の超貴重ドレスなどを紹介する。
刺繍の世界を洋輔さんが紹介する。刺繍の魅力は「国の文化と歴史を縫い込んだ刺繍ならではのぬくもりを感じてほしい」とした。刺繍は紀元前3000年ごろに誕生、中世ヨーロッパでは富と権力の象徴だった。国別の刺繍を紹介、フランスのリュネビル刺繍は布の裏側から特殊なかぎ針を刺す技法で先にビーズを糸に通しておいて一気につけるため通常より100倍早いとされる。オーストラリアのプチポワンは布に対し斜めに縫い図柄を表現、18~19世紀は貴族女性のステータスとされヴェルサイユ宮殿のマリー・アントワネットの寝室には調度品やベッド周りにふんだんに使用していたという。他、ルーマニアのイーラーショシュは白い布に単色で施す幾何学的な模様が特徴、メキシコのプエブラ刺繍はカラフルな街風景や花などを表現、レースに仕立てたデザインが特徴のハンガリーカロチャ刺繍はデザイン性の高さからF1レーサーのレーシングスーツのデザインや世界のセレブに人気。洋輔さんが技術の高さに驚いたのは中国の蘇州刺繍で髪より細い糸で刺繍し風景や動物・人物などを刺繍する。2人で表裏を刺繍しているが柄も色も全く違っているものができあがるという門外不出の技法だという。
刺し子は風を通しやすい麻布の隙間を糸でふさぎ寒さを和らげる知恵だった。日本刺繍の技術はふくさや仏壇の打敷などに使われているが、代表格といえば着物の刺繍。日本刺繍では表現や技法に合わせて糸の撚り方を変える。総刺繍の着物がスタジオに登場。江戸刺繍の着物で、本金糸も使用し和楽器や四季の植物などの刺繍が施されている。濃い色・薄い色を互い違いにしてグラデーションを表現している。さらに洋輔さんがぜひ紹介したい作品が、老松鷲虎図。水墨画のような刺繍になっている。刺繍絵画は、明治から大正時代に高島屋で多く作られた。繊細な技術が必要なため、現在では作ることが不可能だと言われている。
膨大な時間がかかるためAI・機械化がすすんでいるが、手縫いでしか出せない芸術性もある。
「それって実際どうなの会SP」、「笑える!泣ける!動物スクープ100連発」、「水曜日のダウンタウン」の番組宣伝。
AI技術が発展し、手縫い風に刺繍できるマシンが登場している。特にすごいと言われているのが、タジマ工業のAI刺繍機。熟練した人しかできない上糸調整をAIが行う。
- キーワード
- タジマ工業
atsumiさんは曲線の魔術師で唯一無二のゆらぎ刺繍。ろうそくの作品は黒い部分だけを刺繍している。刺繍の可能性を高めようと動植物の写真を使わず刺繍で図鑑を作成し、昆虫や植物を繊細かつリアルに表現していて話題になっている。
PieniSieniさんは、まるでフィギュアのような3D刺繍アーティスト。通常の刺繍作品は平面的だが、彼女の作品は立体刺繍になっている。フェルトを刺繍糸で包み込む刺繍枠を使わないオフフープという独自の技法で作っている。スタジオで紹介された食虫植物の作品は、100時間かけて作られたという。
黒柳徹子のYouTubeに初回から登場しているお友達の田川啓二さんは、刺繍の神様と呼ばれる人物。このあと、1着1500万円超えの刺繍の神様の作品がスタジオに登場。
「timeleszの時間ですよ」の番組宣伝。
栃木県・那須にある田川啓二美術館では、田川啓二さんの作品が約200点展示されている。田川さんはビーズ刺繍の神様で、作品のほぼ全てにビーズが使用されている。レースの上にメタルのワイヤーとビーズを刺繍し立体感を出した作品など多様な素材をミックスして使用されている。黒柳徹子も着用している田川さんの代表作は本物の宝石を使用しており、値段は1500万円。
世界女子相撲選手権チャンピョンの長谷川理央さんが女子相撲を紹介。女子相撲は五輪競技入りを目指し1996年に発足された。階級制で行い、連盟の加盟国は88カ国。現在世界の競技人口は約8000人で、五輪種目入りに期待されている。日本でも2019年からわんぱく相撲に女子の部が新設され、以降は相撲を始める女子が急増中。主に女子相撲では部活や実業団に所属しながら、世界大会出場を目指しており、現在長谷川さんは慶応大学相撲部に所属している。
- キーワード
- 世界女子相撲選手権大会慶應義塾大学
長谷川さんは100年以上の歴史を誇る慶応大学相撲部で史上初の女子部員。練習は週4日でぶつかり稽古や実践練習も男子が相手になる。長谷川さんは昨年行われた世界大会女子中量級で優勝している。
長谷川理央さんが立ち会いの強さをスタジオで披露した。
現役世界チャンピオンの長谷川理央さんが熱中する女子相撲の魅力を紹介。
女子相撲の魅力を紹介。女子相撲は土俵際でアクロバティックな技が多いという。
- キーワード
- 女子相撲
女子相撲の注目選手を紹介。1人目は現役JK力士の岸本はな。静岡県の飛龍高校相撲部に所属し、世界ジュニアの中量級チャンピオンだと言う。年上の元チャンピオン相手にも土俵際の強い押しで勝利し、無差別の大会でも優勝経験のある選手に対し体重差をものともせず土俵際で粘り勝ちをしたという。地元で父親が自宅横に道場を作り、幼少期から練習に励んでいたという。長年培った体幹の強さで驚異的な強さを見せる選手だという。