NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
滋賀・東近江市の永源寺から中継。倉沢さんは「室町時代1361年に開かれた臨済宗の大本山で県内有数の紅葉の名所として知られている。境内一面に広がる3000本もの木が今まさに紅葉の見頃を迎えている。この季節毎年5万人の人が訪れる。ここ永源寺のシンボルとも言えるのが入り口に立つ山門。江戸時代この地をおさめた彦根藩主井伊家が支援して建てられたもので、紅葉とのコントラストはこの時期ならではの美しさ。山門の奥に立つのが本堂。1000平米もある屋根には琵琶湖に自生するヨシという植物が使われている。本堂からさらにお寺の奥に進んだあたりを歩いているが、紅葉がずっと続いている。奥まで進んでいくと僧侶の方々の修行の場である含空院という建物が見えてくる。こちらには美しい庭園もある。普段は非公開になっている含空院だが、紅葉のこの時期には一般公開もされている。中でも今年初めて公開されるのが大日如来像。今年の調査で600年以上前に作られたことがわかった。今後体内の様子などさらに研究していく予定だという」など伝えた。永源寺では日曜まで夜のライトアップも行われるという。