ガイアの夜明け 進まぬ復興 その真実
石川・輪島市にオープンしたこめとわとベーグルは観光客から人気を博していた。しかし地震で目の前の崖が崩れ落ち、地滑りの危険がある。山下祐介さんは人生をかけて店をオープン。地震は店が軌道に乗り始めた時に起きた。信用金庫には多額の借り入れがある。本業の米農家の田んぼも被害を受けた。のと共栄信用金庫輪島支店長・堂角清志さんは、その状況を気にかけていた。堂角さんはベーグル店への融資を決断。堂角さんは支援を模索していた。のと共栄信用金庫輪島支店は職員6人の小さな支店。被害と史訓繰りを確認した。輪島市では47が廃業。復旧・復興は進まず能登の経済は疲弊している。そこで働いてきた人たちは岐路に立たされている。被災者を支援する補助金は活用されていない。そこには能登ならではの事情があった。