巨大ロボットの未来に挑む

2025年8月24日放送 0:24 - 0:32 NHK総合
寝る前にクーソーTIME〜2055年の災害救助〜 (寝る前にクーソーTIME)

福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドで巨大ロボットを開発している金岡博士さん。試作機は全長1.9m、重量600kgの人型。外部コックピットから操縦。片腕で50kgの物体を持ち上げられ、力加減も自在。開発のきっかけは2011年の福島第一原発事故。危険な作業を人に代わってできるロボットを実用化できていないことに衝撃を受けた。15年、ベンチャー企業を立ち上げた。目指すのは「汎用人型重機」。建設土木などの現場で日常的に使い、災害時にすぐに使えるようにしたい考え。
「汎用人型重機」を開発している金岡博士さん。2021年、試作機が完成。2024年、大阪の鉄道会社で初めて実用化。道路と線路の両方を走れる鉄道工事用車両をベースに、アームの先に人型重機を搭載。車両後方の操縦室から遠隔操作。線路際の樹木の伐採、鉄道設備の塗装作業など危険な高所作業を担う。金岡さんは現在、二足歩行型を開発中。


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東京電力福島第一原子力発電所南相馬市(福島)吹田市(大阪)福島ロボットテストフィールド

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