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オープニング映像。
2055年の災害救助をシミュレーション。大地震が発生し、町は壊滅的な被害。瓦礫の下に閉じ込められた人を救助するのは「昆虫メカ」。レスキュー隊が立ち入れない隙間に入り込み、捜索を行う。
シンガポールの名門・南洋理工大学。機械航空学科の佐藤裕崇教授が開発しているのは「昆虫メカ」。生きた昆虫にコンピューターを組み込んだもの。赤外線カメラで熱源を認識できる。佐藤さんは宮城県仙台市出身。幼い頃から昆虫採集が趣味で、07年にミシガン大学へ進学。当時世界中で盛んだった昆虫型ロボットの開発を見て、昆虫にコンピューターをつけるアイデアを発案。2011年、南洋理工大学へ移籍。東日本大震災を見て、災害現場で何が必要かを考え開発に邁進。
災害現場での活用が期待される「昆虫メカ」を開発している南洋理工大学の佐藤裕崇教授。使う昆虫はマダガスカルゴキブリ。羽がないので歩行に特化しており、瓦礫の中の探索に向いているという。2021年、背中にコンピューターをのせた「昆虫サイボーグ」が完成。昆虫の自発的な動きを取り入れるシステム。実用化に向けての課題は、大量に生産する仕組みを確立すること。災害を未然に防ぐための研究として、人が入り込めない場所のインフラ点検に使える昆虫メカも開発中。
2055年の災害救助をシミュレーション。大地震が発生し、町は壊滅的な被害。瓦礫の下に閉じ込められた人を救助するのは巨大なロボット。重機の代わりに瓦礫を撤去し人々を救出。
福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドで巨大ロボットを開発している金岡博士さん。試作機は全長1.9m、重量600kgの人型。外部コックピットから操縦。片腕で50kgの物体を持ち上げられ、力加減も自在。開発のきっかけは2011年の福島第一原発事故。危険な作業を人に代わってできるロボットを実用化できていないことに衝撃を受けた。15年、ベンチャー企業を立ち上げた。目指すのは「汎用人型重機」。建設土木などの現場で日常的に使い、災害時にすぐに使えるようにしたい考え。
「汎用人型重機」を開発している金岡博士さん。2021年、試作機が完成。2024年、大阪の鉄道会社で初めて実用化。道路と線路の両方を走れる鉄道工事用車両をベースに、アームの先に人型重機を搭載。車両後方の操縦室から遠隔操作。線路際の樹木の伐採、鉄道設備の塗装作業など危険な高所作業を担う。金岡さんは現在、二足歩行型を開発中。
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- 吹田市(大阪)
2055年の災害救助をシミュレーション。大地震が発生し、町は壊滅的な被害。瓦礫の下に閉じ込められた人を救助するのは「超人スーツ」をまとった救助員。急な壁も簡単によじ登れる。
「アンプラグドパワードスーツ」を開発した広島大学の栗田雄一教授。専用のシューズの底にはポンプが内蔵されており、足踏みで圧縮された空気が腰の容器に充填される。スイッチを押すと人工筋肉が作動。脊柱起立筋の負荷を約30%軽減できる。
「万能真空吸着グリッパ」を開発している神戸市立工業高等専門学校の清水俊彦准教授。どんな素材でも表面でも何でもつかめるロボットハンド。これをレスキュー隊員向けに応用したのが「カベ登りアシストスーツ」。
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神奈川大学の松本光広准教授。新たに開発したのは「センシングベスト」「センシングキャップ」。人間の感覚を拡張するもので、死角から近づいてきたものを視覚に頼らず把握できる。スーツ表面には物体との距離を測定できるセンサーが取り付けられており、一定距離に地づくとモーターが振動。
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